ライフサイクルコストマネジメントシステムとは
利用者から求められる高品質なサービス提供と、行政から求められるコスト削減を両立するためには、点検作業データの一元管理による長期的な施設補修計画の立案、計画に基づく効率的な作業実施が重要となります。
ライフサイクルコストマネジメントシステムはタブレット端末(現場)+パソコン(管理事務所)を活用した効率的なデータ運用と管理データから導出される実績データの分析から長期的な施設補修計画の立案を支援し、トータルコストの低減を目指します。
このようなお悩みはありませんか?
日常管理の点検実績がまちまちで報告書作成が大変。電子化+一元化で簡単にまとめられないか?
これからの作業計画を作るために昔の作業報告書を見直す必要がある。
いつなにをやったかの集計だけでも簡単に出来ないか?
人気のある遊具が故障で利用停止。
もうちょっと早めに補修が出来ていれば・・・
業務委託とは異なる指定管理者業務は、自治体の代行として施設・設備を安全で継続的に提供することが求められています。
高度経済成長時代に整備された都市公園では老朽化による設備の故障・破損が増加する傾向にあり、施設が正常に利用できない、設備の現状が不明といった管理状況は、満足度を下げるばかりか利用者を巻き込んだ事故に繋がりかねません。
また、複数年にわたる指定管理期間において効果的な補修計画を立案するためにはこれまでの作業報告書ではなく一元化された管理データが必要です。
ライフサイクルコストマネジメントシステムは、公園施設管理のこのような問題を解決・支援いたします!
ライフサイクルコストマネジメントシステムの特徴
Feature 1管理作業の標準化
システムの導入時に管理対象施設と点検項目をチェックし、データベースに登録します。システムを使えば誰でもできるように「点検作業」を標準化して「点検の質」を確保します。
Feature 2点検初心者+熟練者向けに作り込んだデータ登録手順
標準サービスのタブレット端末を使うと、施設・点検箇所毎にチェックすべき項目を写真入りで表示。点検作業の初心者でもチェック項目が確認でき、作業漏れも防ぎます。
熟練者向けには、普段行っている点検作業とチェック項目を紐付けるだけで細かな入力作業は不要です。データの登録に時間を取られないので点検作業を効率的に進められます。
Feature 3作業データのリアルタイムな共有
管理事務所でパソコンを使って入力した点検結果の原票データだけでなく、タブレット端末を使って現場で入力したデータはそのままインターネット経由で共有可能。
複数の現場で入力されたデータを統括して確認することもできます。(オプション)
Feature 4点検補修や作業履歴と施設の健全度を確認
入力されたデータは故障・破損の発見から、その補修作業完了までを追跡することが可能。補修未了の要注意施設や、補修作業の履歴も確認できます。
管理対象としている全施設の総合的な供用状態を一覧表示することもできます。
詳しいご説明をさせていただきます。
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